令和6年5月26日、快晴の日曜日に実施された海上自衛隊掃海艇あおしまの体験航海は、素晴らしい経験でした。
高松サンポートから出港し約1時間半の航海では、暑い天気の中でも海上では心地よい風にあたり、快適な体験航海でした。
艦橋での隊員たちの緊張感あふれる出航と入港の様子、航行中に参加者の質問に対する丁寧な対応、ラッパの実演など、多くの印象深い時間を過ごすことができました。
掃海艇の主任務である機雷除去は、訓練を受けたダイバーが機雷に近づくこともあるそうで非常に危険を伴う作業だと思い、その重要性と困難さを理解する上で、このような体験航海は非常に有意義でした。機雷の磁気反応を避けるために「あおしま」は木造船が使用されているようですが、木造船を建造する職人不足や維持管理の困難さから、最近ではFRP(繊維強化プラスチック)への移行が進んでいることも、興味深い知識として得られました。
私はこれまでに何度か体験航海に参加できた経験は、毎回大変興味深く貴重な経験となっています。体験航海に参加するたびに毎回、隊員たちのきびきびとした行動に感動しています。それは彼らの日ごろの訓練とプロフェッショナリズムが如実に表れている瞬間ではないでしょうか。
実際に掃海艇に乗船し、隊員たちの日常を垣間見ることで、海上自衛隊の任務と彼らの日々の努力に対する理解が深まります。また、航海を通じて得られる知識や経験は、我々と自衛隊との間の相互理解を深める貴重な機会となるでしょう。
今後もこのような体験航海が多くの人に提供されることにより、自衛隊を身近に感じられることでしょう。それによって、より多くの人々が自衛隊の重要な役割と、隊員たちの日々の献身を理解することで相互理解が深まる機会になると思います。
本日は体験航海に参加させていただきどうもありがとうございました。